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先端バイオ技術情報提供”未来へのバイオ技術”勉強会 更新日:2017年4月17日
"未来へのバイオ技術"勉強会「骨から診た日本人の起源と健康」
我が国の高齢化率は26.7%(2015年10月1日現在)であり、世界最速で超高齢社会となった。骨を通して、日本人の過去、現在、未来を見るとともに、健康寿命の延長を考えたい。
次世代シークエンサーの普及に伴い、大規模塩基配列決定が容易になった。人類進化の研究に、古代人の骨や歯からDNAを抽出し、全ゲノム配列を決定し比較検討する手法が適用されている。ゲノム情報から日本人の起源や病気の進化に想いを馳せ、発掘した人骨を基に生前の疾患、健康状態、生活様式を研究する古病理学に光を当てる。また、旧石器時代人から現代人までの骨を基に日本人の疾患、健康状態、および寿命などの変化を概観した上で、健康寿命の延長法を議論する。
開催日時 | 2017年2月27日(月)
15:00~17:20 終了後、交流会あり |
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会場 | (一財)バイオインダストリー協会 |
定員 | 60名 |
主催 | (一財)バイオインダストリー協会 |
協力・協賛 | 日本応用老年学会、日本生物工学会、日本農芸化学会 |
プログラム
15:00~16:10 | ゲノムから見た日本列島人-多様性の起源と病気について- 太田 博樹 氏(北里大学 医学部 解剖学 准教授) 次世代シークエンサーをつかった古代人類のゲノム解析から明らかになってきたホモ・サピエンスと病気との関係、そして日本列島人の形成について最新の知見を紹介する。 |
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16:10~17:20 | 骨から診た日本人の健康-古病理学から老年学まで- 鈴木 隆雄 氏(桜美林大学 老年学総合研究所 所長) 古人骨には疾病も含めてさまざまな健康情報が残されている。これらの病変について研究するのが古病理学である。講演では日本人の病気の流行や疾病の起源、老化について概説する。 |
参加方法
講演会参加費 | 講演会参加費:JBA法人会員:無料、協賛学会会員:無料 JBA個人会員(アカデミア所属):無料 但し、JBA法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員は5,000円(税込) 非会員:10,000円(税込) |
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交流会参加費 | 無料 |
お申込み | 下記フォームより、お申込み下さい。 |
お問合せ | 〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階 (一財)バイオインダストリー協会 TEL:03-5541-2731 先端技術・開発部(担当:岸本、矢田) |
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2月26日12時をもって、申込み受付を終了しました。