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先端バイオ技術情報提供”未来へのバイオ技術”勉強会 更新日:2016年9月12日

"未来へのバイオ技術" 勉強会「ヒト幹細胞からのオルガノイド作製と今後の展望」

再生医療の重要性を鑑みて、本年度の展示会BioJapan2016では、再生医療Japan2016を併設する。

これに先立ち、5月度はまず膵臓を対象とした講演会を開催した。
今回は、臓器に似た3次元構造体 オルガノイドに焦点を当てて、肝、腎、脳下垂体・視床下部のオルガノイド作製や疾患モデル構築等に関して、3名の講師より最新の進捗を紹介、今後の展望をうかがう。

開催日時 2016年6月14日(火)
14:00~17:00
会場 COREDO室町3 8F(日本橋ライフサイエンスハブ)
定員 150名
主催 (一財)バイオインダストリー協会
共催 (一社)再生医療イノベーションフォーラム

プログラム

14:00~14:50 ヒト多能性幹細胞から腎臓オルガノイドの作成と疾患モデル系構築
森實 隆司 氏(Associate Biologist, Renal Division, Brigham and Women's Hospital Affiliate Faculty, Harvard Stem Cell Institute Instructor, Harvard Medical School)
我々はヒトES/iPS細胞から腎臓前駆細胞ならびに腎臓オルガノイドの分化誘導方法を構築した。 腎臓オルガノイドは糸球体、近位尿細管から遠位尿細管まで連続したネフロン構造を有し、腎臓の発生研究、薬剤性腎障害の新たなモデルとなり得ることを示した。この腎臓前駆細胞および腎臓オルガノイドは、腎臓の再生研究への応用が期待され、CRISPR/Cas9遺伝子編集と併せて疾患モデルの構築、創薬への応用が期待される。
14:50~15:40 ヒト多能性幹細胞からの機能的視床下部・脳下垂体構築
須賀 英隆 氏(名古屋大学 医学部付属病院 糖尿病・内分泌内科 病院助教)
視床下部・下垂体系は生命の根幹を調整する重要な器官である。これまでヒト細胞で視床下部・下垂体を再現する技術は未完成で、再生医療や疾患モデルへの取り組みが遅れていた。 胎児の下垂体原基は、口腔外胚葉組織が、隣接する視床下部組織と相互作用した結果形成される。我々はヒト胚性幹細胞を用いた試験管内培養でこれを再現し、最終的にホルモン分泌・応答能をもつ下垂体ホルモン産生細胞を分化させることを可能にした。
15:50~16:40 ヒト多能性幹細胞からの機能的な肝臓オルガノイドの創出
谷口 英樹 氏(横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学 教授)
 肝不全は致死的な病態であり、肝臓移植のみが唯一の救命手段である。しかしながら、世界的にドナー臓器の不足は明らかであり、iPS細胞から治療用ヒト臓器を人為的に創出するための技術開発が吃緊の解決課題となっている。我々は、これまでに器官発生プロセスを模倣することにより、ヒトiPS細胞から肝臓原基(肝芽)の創出を可能とする革新的な三次元培養技術を確立してきた(Nature 499:481-484,2013、Nature Protocols 9:396-409, 2014)。現在、ヒトiPS細胞由来肝芽の大量調製・品質評価・移植操作技術の開発を推進中であり、臨床研究の早期実施を目指して準備を進めている状況にある。

参加方法

講演会参加費 JBA法人会員:無料
FIRM会員:無料
JBA個人会員(アカデミア所属):無料
但し、JBA法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員は5,000円(税込)
非会員:10,000円(税込)
交流会参加費 無料
お申込み 下記フォームより、お申込み下さい。
お問合せ 〒104-0032
東京都中央区八丁堀2-26-9 グランデビル8階
(一財)バイオインダストリー協会
TEL:03-5541-2731
先端技術・開発部
(担当:岸本、矢田、穴澤)

お申込みフォーム

6月13日12時をもって、申込み受付を終了しました。

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