ADENIUM PREMIUM CLUB(アデニウムプレミアムクラブ)|長谷工不動産

Vol.47
うっかりこぼしてしまったそのシミ、
どう落とす?

お掃除研究家・コラムニスト
お掃除ラボ代表

越智 紘美

主婦目線に立ったお掃除術から、専門的な清掃術まで、幅広い知識持つ。普段は目につかない汚れや、自然に付着する汚れなどの予防・対処法に定評がある。執筆活動、コンサルティング、メディア企画を中心に活動中。

大切にしている衣服にシミがついてしまったら、がっかりですよね。できることなら、クリーニングに出さずに汚れを落としたいところですが、もちろん普通に洗濯しただけではシミを落とすことはできません。しかし、実は自宅にあるもので、そんな厄介なシミを簡単に落とすことができます 。

まずはシミの種類を選別、それぞれに合ったシミ抜きを

シミ抜きを行ううえでまず確認しなくてはいけないのは、そのシミの原因です。シミは大きく分けて、醤油やコーヒーなどの水溶性のシミと、ソースやチョコレートなどの油溶性のシミの2種類があります。

水溶性のシミは、その名の通り水に溶ける性質があるので、比較的簡単に落とすことができます。付いてすぐのシミは水ですすげば取れてしまうこともあります。

落ちなかった時や少し時間が経ってしまった時などは、乾いた布などを置き、その上にシミを落としたい衣服を置きます。歯ブラシに衣服用洗剤または食器用洗剤を付けたら、シミになじませるように軽くトントンとたたいていきます。するとシミが浮き上がってきて、布のほうに徐々に移っていきます。大体のシミが布に移ったら、最後に洗濯機にかければシミを落とすことができます。

一方で油溶性のシミは、水に溶けることが無いので少し厄介です。基本的には普通に洗濯をしても落ちないので、まずは水溶性のシミ同様、食器用洗剤と歯ブラシを使ってシミを落としていきます。水溶性のシミと違って、この方法のみではシミは完全には落ち切りませんが、落ちないからといって力を入れてこすってはいけません。衣服を傷めてしまうだけなのでやめましょう。

次に市販の酸素系漂白剤を使って仕上げをしていきましょう。歯ブラシや綿棒などでシミに漂白剤を塗ったらドライヤーを使って加熱します。漂白剤は50℃程度の温度が高い効果を発揮する一方、60℃を越えると色落ちのリスクが高まるので注意してください。加熱後、少し時間を置いたら水で軽くすすぎ、シミが落ちたら洗濯機で洗いましょう。シミが落ち切っていなかったら、もう一度漂白剤を使ってシミを落としてみてください。

外食先でシミがついても焦りは禁物!

家で食事をしている時にシミが付いてしまっても、すぐに対処することができますが、外食先ではそうはいきません。「すぐに落とさないと!」と思っておしぼりなどでゴシゴシ拭きたくなりがちですが、これは絶対に避けてください。レストランなどで使用されているおしぼりの多くは、塩素系漂白剤を使って殺菌・消毒されています。塩素系漂白剤は酸素系漂白剤よりも漂白力が強いので柄物の服などは色落ちをしてしまう可能性があります。

もし外食先でシミが付いてしまっても焦らずに、おしぼりではなくハンカチやティッシュなどで最低限のシミをふき取り、帰宅したらすぐにシミ抜きを 。そして、最後に洗濯することをお忘れなく。

2018年12月掲載
※掲載の写真は全てImage photoです。

ADENIUM PREMIUM CLUBは、
マイホーム情報やライフスタイル情報をお届けする、長谷工不動産が運営する無料会員サービスです。