ADENIUM PREMIUM CLUB(アデニウムプレミアムクラブ)|長谷工不動産

Vol.46
こんなものも自分で洗えるの?
知っておくと便利な洗濯術

お掃除研究家・コラムニスト
お掃除ラボ代表

越智 紘美

主婦目線に立ったお掃除術から、専門的な清掃術まで、幅広い知識持つ。普段は目につかない汚れや、自然に付着する汚れなどの予防・対処法に定評がある。執筆活動、コンサルティング、メディア企画を中心に活動中。

下着やタオル、普段着は自分で洗濯できるけど、おしゃれ着や、洗濯の難しい特殊な素材の洋服を自分で洗うのはちょっと心配という方は、意外と多いのではないでしょうか。色落ち、色移り、色あせ、落ちないホコリ、伸び縮み、変形。そういったトラブルさえなければ、わざわざクリーニングに出さずに自分で洗いたいですよね。自分では洗濯できないだろうと思いがちな、3つの素材の洗濯方法をご紹介します。

毛皮(リアルファー)

毛皮コートのほか、コートの襟周りにあしらっていて、ファンデーションやヘアスプレーなどの影響も受けやすい毛皮。毛皮コートはクリーニングに出した方が賢明かもしれませんが、襟周りにあしらってあるくらいであれば、いっそのこと自分で洗ってしまいましょう。

毛皮の手洗いは、中性もしくは弱酸性の洗濯洗剤もしくは、普段使っているシャンプー、と少量のリンスを使って、常温の水で短時間で洗い、短時間脱水のち、数日かけての自然乾燥を行うだけと、実はあまり難しくありません。

ポイントは手洗いの際にあまり力を入れず、軽く揉む程度にすることです。

レザージャケット・レザーバッグ

「レザー=自分では洗えない」と考える方がほとんどだと思いますが、こちらの洗濯もとても簡単です。革製品洗濯に特化した弱酸性の洗剤で洗い、リンスや洗濯後クリームで手入れを行うと、染み込んだ汗や皮脂、カビを落とすことができます。

手洗いが基本ですが弱水流での洗濯機洗いも可能なケースもあります。ただし色落ちの度合いを、濡れた布で目立たない部分をこするなどして事前に確認してください。色落ちが激しい場合は、再染色が必要となってしまいます。

洗濯機を使用する際は必ずネットに入れ、洗濯時間は短めに設定、脱水も長くて1分程度に抑えることがポイントです。乾かす際は陰干しにして、風通しの良いところで最低2日以上かけるようにしましょう。また、表革だけでなくスウェード、靴、バッグの洗濯も可能です。

ダウンジャケット

愛用しているものほど襟元や手首回りなどには皮脂、黒ずみ汚れがつきやすいダウンジャケット。そんなダウンジャケットの汚れは、内部の羽毛までは至らず、表面側の生地だけ汚れているのが通常です。

その場合は、中性洗剤を使って表面を手早く手洗いしましょう。汚れのひどい部分などは、前もって洗剤の原液を少量付け、ブラシなどでなじませておくようにします。次に、たらいや洗濯槽に溜めた洗剤液(常温)で軽く押し洗い、シャワーなどでしっかりすすぎ洗剤成分を落とします。洗濯機での脱水は1分程度にとどめて形を整え、風通しの良いところで2日以上かけて陰干しをして乾かすようにしましょう。

いずれの素材においても避けたいのは、縮みや伸び、ウールのフェルト化など不可逆的な変形をさせてしまうことです。その多くは、強アルカリ性洗剤を使用したり、熱を加えてしまうこと(お湯の利用)で、生地に含まれるタンパク質が変性したり、強くこすることで生地の織りや形が崩れてしまうことで起こります。

それぞれの素材にあった洗濯方法を守って、お気に入りの衣類を大切に着続けてください。

2018年12月掲載
※掲載の写真は全てImage photoです。

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