ADENIUM PREMIUM CLUB(アデニウムプレミアムクラブ)|長谷工不動産

Vol.37
南向き住戸は必須?
意外と知らない
それぞれの向きの長所

不動産コラム二スト
渋谷 宏行

不動産会社を退職後、不動産コンサルティング業として独立。マーケティング業務、執筆、メディア企画を中心に活動中。多数の不動産会社で企画開発に携わっている。不動産に係わるトレンド情報を常にアップデートしながら、第一線で活躍を続けている。

マンション検討の条件は「最寄駅からの距離」や「広さ・間取り」など様々ありますが、「南向き」を条件としている方は多いと思います。南向きが人気の理由は「日照時間の長さ」からで、明るく暖かく過ごせるため、多くの方に好まれています。
しかし、ライフスタイルや家族構成によっては、南向きよりも快適に過ごせるケースがあります。今回は、南向きとそれ以外の向きを比較・検証します。

南向きにはない東・西向きの長所

一般的な間取りでリビング・ダイニングが南向きの場合、反対側に位置する洋室は北向きになります。リビング側は日中の陽当たりは良好ですが、洋室側は北向きになるので一日を通して陽が差し込むことはありません。

東向きの場合、リビング・ダイニングの陽当たりは、午前中に限られますが、反対側に位置する洋室側は西向きになるので、午後から陽当たりを確保できます。(西向きの場合、リビング・ダイニングは午後、洋室側は午前中に陽当たりを確保できます。)1日中どこかのお部屋に陽当たりを確保でき、「陽が当たらない部屋がない」ことになります。子供部屋の明るさを考えると南向きよりもオススメです。

ライフスタイルの違いから考えてみる

■【 東向きのススメ 】

東向きはお昼過ぎから陽当たりがよくないので、日中でも在宅している方には向かないかもしれません。
しかし、午前中に陽当たりが確保できるので、朝型の生活の人にオススメです。早い時間に洗濯物を干せば、午前中には乾きます。また体内時計のズレを直すのに効果的なのが、「朝日を浴びること」です。お出かけ前の時間を明るいリビング・ダイニングで過ごすことで、その後の1日が快適になります。

■【 西向きのススメ 】

西向きは、午後からの陽当たりが確保できるので、朝はゆっくり過ごしお昼過ぎから掃除などを始める方にオススメです。また休みの日は、朝遅く起きて、午後から活動される方も多いかと思います。さらにお子様がいらっしゃるご家庭では、15時位に学校から帰宅することが多いはずです。その時間帯はリビング・ダイニングが明るいので、宿題もはかどるのではないでしょうか。

■【 北向きのススメ 】

タワーマンションの場合であれば、直接太陽光が差し込まない北向きでも状況が変わってきます。理由としては、北向きタワーマンションの眺望は、南からの太陽光が当たった景色を眺めることになるので、とても美しいと評価されています。陽当たりよりも眺望の優先順位が高い人であれば、北向きがオススメです。
実は欧米では北向きを好む傾向が強いのです。北向きは一日を通して採光の変化が少ないため良いとされているようです。また懸念される陽当たりは目の前に建物がなければ、自然光が取れ、充分な明るさを保つことは可能です。

まとめ

一般的には、「南向き」が一番人気です。日照時間が長いことは長所ですが、夏場は暑くなり過ぎる原因にもなります。南以外の向きにもそれぞれの長所がありますので、自分のライフスタイルにあったマンション選びを心がけましょう。
また、陽当たりはそれぞれの物件毎に違いがあり、隣接する建物との位置関係によっても変わります。マンションを検討する際は、少なくとも午前と午後の2回に分けて足を運んでみることが重要です。

2016年11月掲載
※掲載の写真は全てImage photoです。

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