ADENIUM PREMIUM CLUB(アデニウムプレミアムクラブ)|長谷工不動産

Vol.12
「カーシェアリング&レンタカー」
と「車の購入」
どっちがお得?

FP・社労士事務所 川部商店 代表
ファイナンシャルプランナー(CFP®、1級FP技能士)
社会保険労務士

川部 紀子

生命保険会社に在職中、ファイナンシャルプランナーの上級資格であるCFP®を取得し30歳で起業。現在は、のちに取得した社会保険労務士資格と併せ、「FP・社労士事務所 川部商店」の代表として講演、執筆、テレビ・ラジオ出演、個人向けFP相談や企業の労務コンサルティングも行なっている。特に「お金に関する知識」と「その必要性」を伝えるべく、講演活動に力を入れており、年間200回のペースで全国を飛び回る。
また、TSUTAYA主催全国講師オーディションでは3位に入賞。

時代の流れによって生活スタイルは変わっていきますよね。例えば、通信手段。かつて固定電話はどの家庭にもありましたが、その後ポケベル、PHSが登場し、携帯電話を個人で持つ時代になり、今ではスマートフォンが主流になりつつあります。
「車」はどうでしょうか? 最近では生活スタイルに合わせて車を所有せず、レンタカーやカーシェアリングを必要な時だけ利用する人も増えてきました。また、ここ数年でカーシェアリングサービスが付いたマンションも見受けられるようになってきました。
そこで、ここでは車を所有しない場合と、車を所有する場合の2つに分けて、車との付き合い方を考えてみたいと思います。

車を所有しない場合

車を使う際に、近所の買い物やちょっとした用事が中心という方は、「カーシェアリング」と「レンタカー」の併用がおすすめです。その場合、どの程度のコストがかかるのかシミュレーションしてみましょう。

■日頃の買い物やちょっとした用事には「カーシェアリング」

ここでは、1時間程度の利用が月に10回(週2~3回)としてシミュレーションします。
A社では、毎月の基本料が1,030円。そして15分206円が一般的な利用料金ですので1時間であれば824円です。月10回この使い方をすれば基本料込みで9,270円となります。
15分毎という利用料金の設定からもわかる通り、時々、短時間の利用で十分ということであれば車の購入やレンタカーと比べると確実に安いです。少し長くなっても6時間までの利用であればパック料金もあり、ガソリン代や保険料も含まれているため、レンタカーより安くなります。

■“たまに”のお出かけには「レンタカー」

都心へのお出かけは電車で、レジャーはレンタカーを利用しましょう。
「レンタカー」は12時間を超えるような利用や、年に数回の旅行などで利用するときに強みを発揮します。車種も選べるので、人数や目的に対応できますね。
また、B社の利用料金を見てみると、車両のレンタル代金が12時間で7,560円、保険料が1,080円、ガソリン代が1,500円で合計10,140円でした。月に2回利用すると20,280円になります。

このように月に10回(週に2~3回)のお買いものは「カーシェアリング」、週末のレジャーは「レンタカー」を、と組み合わせて使うと、月々29,550円になります。

カーシェアリング(月に10回利用)9,270円+レンタカー(月に2回利用)20,280円=合計 29,550円

車を所有する場合

毎月400km以上利用するという方は所有がおすすめです。ここでは、一般的な車を購入した場合、以下の条件でシミュレーションしてみました。

・価格200万円の車両を金利3%で10年ローンにて購入
・月間走行距離400km
・任意保険加入
(34歳、13等級、車両保険なし、対人対物無制限、人身損害5,000万円)

・東京23区在住

この条件で「車を所有する場合」を考えてみると、毎月かかるコストは下記のようになりました。

合計57,649円

※参考1 東京都墨田区にある駐車場Aの月額利用料
※参考2 ガソリン1L(160円)あたり15kmの燃費とし、月間400km走行した場合の料金
※参考3 保険会社A社における上記条件時の保険料
※参考4 自賠責保険に37か月区分にて加入した際の月間保険料
※参考5 東京都主税局 排気量「1.5L以上2L以下」の場合の年間車両税を12カ月で分割した金額
※参考6 整備会社Aにおける平均車検額79,610円を36か月で分割した金額
※参考7 内閣府調査による新車の平均購入価格(200万円)を上記条件で算出

車を所有する場合としない場合の差額

このように、車を所有しない場合と、車を所有する場合、2つの付き合い方があります。
車を所有しない場合は月々29,550円、車を所有する場合は月々57,649円となり、差額は28,099円となりました。

ライフスタイルに合わせた車との付き合い方を

車を所有した場合には、好きな時や必要な時にすぐに利用でき、レジャーや旅行の際などは家族や子どもがのびのびと乗っていられるなどの大きなメリットがありますが、支出面で比較してみるとカーシェアリング&レンタカーの方が安くなります。
「便利」or「安さ」、どちらを重視するかはライフスタイルに合わせて選びましょう。

住まいをマンションに替える際など、「車との付き合い方」も見直す新しい時代がやってきているのではないでしょうか。

2014年9月掲載
※掲載の写真は全てImage photoです。

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