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Vol.13
マンション管理と
資産価値の関係は?【前篇】

住宅コンサルタント/宅地建物取引主任者
野中 清志 のなか きよし

株式会社オフィス野中 代表取締役。大手不動産会社を経て2003年に東京・中野に株式会社オフィス野中を設立。ファミリーマンション、コンパクトマンション・ワンルームマンションともにユーザーサイドに立ったマンションの選択眼を持つ。マネー誌などへの執筆、全国でのセミナー講演など多方面で活躍中。難しい内容もわかりやすく伝える、ウィットに富んだ話しぶりと、データに基づいた正確な市場分析が特徴。著書に『「売れる」「貸せる」マンション購入法』『ワンルームマンション投資法』(ともに週刊住宅新聞社)などがある。
■所属団体:公益社団法人日本不動産学会・会員 / 日本不動産ジャーナリスト会議(JREA)・会員

筆者は全国で年間多数のセミナーを開催させて頂いております。セミナーの冒頭で健康の話をさせて頂くこともあります。生きていく上で、最も大切なのはやはり「健康管理」です。
最近は人間ドックも進化し様々な検査手法があります。中でもPET検査は病気を早期発見するための検査として有効で、大企業の社長や企業のオーナーなどはPET検査だけで50万円以上かける方もいらっしゃるそうです。自らの立場や責任という視点から見れば、決して高い金額とは言えません。
マンションにおいても、どんなに素晴らしい立地、環境にクオリティの高いものであっても、その管理がずさんであれば急速な劣化からは逃れられません。急速な劣化が起これば、当然のことながら、修繕コストもかさみますので、将来の売却にも不利になることが予想されます。人間の身体と同様、マンションも日頃の「健康管理」が重要となってきます。
国土交通省の「マンション総合調査(2013年度)」によると日本のマンションストック(既存戸数)は2013年末現在で600万戸を超えています。
全国的に見るとマンションに住んでいる人の割合は低いですが、都市部ほどマンション割合は高くなります。例えば東京都心部では70%以上の世帯がマンションに住んでいると言われているほどです。
マンションのストックは年々増加していますが、当然のことながら建物や設備には経年劣化が起こります。時が経過してもマンションの住環境や建物、設備等が優良に保全されるためには「マンション管理」が大変重要となり、将来の資産価値にも大きな影響を与えます。

<1>マンション管理とは?

「マンション管理」と言っても不動産業界ではその意味は様々です。主に賃貸の場合は、賃貸人募集や家賃収納などの「賃貸管理」、大家さんの持っている賃貸物件を管理する「賃貸物件の建物管理」などもあります。
今回は「分譲マンション」に特化し、その管理について解説します。

<2>マンション選びにも「管理」は重要視される

皆さんがマンションを選ぶ際に重要視する要素は何でしょうか。マンションの資産価値を左右する要素は立地や広さ、設備やグレードなどたくさんありますが、「マンション管理」も大変重要なポイントとなります。昔から「マンションは管理を買え」と言われている程です。
「マンション総合調査」によると、マンションを選ぶ際に「マンション管理」に対して考慮した人にその内容を尋ねたところ、1位は「優良な管理業者であること」、2位は「管理費及び修繕積立金の額が十分であること」、3位は「管理規約の内容が妥当であること」などが挙げられています。

「マンション管理」のどこをチェックしますか?~維持管理で考慮した事項~(重複回答)

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