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Vol.29
広がるIoT、
近未来のマンションはどう変わる?

フリーランス&ライター
井村 幸治 いむら こうじ

フリーランスエディター&ライター。1964年、和歌山県生まれ。リクルート(現リクルート・ホールディングス)にて不動産、ブライダル領域の編集に長年にわたって携わる。その後フリーランスとして住宅、都市開発、メディカル、ブライダルなど様々な分野で取材執筆活動を行う。東京⇒名古屋⇒大阪の転居を2回ずつ経験したことで、各都市の住宅事情にも精通。日本各地への取材、旅行経験も豊富。現在は大阪府吹田市「千里ニュータウン」在住。

IoT(Internet of Things=モノのインターネット)という言葉を見聞きする機会が急激に増えています。あらゆるモノがインターネットと繋がり、ネットワーク化されていくという意味の言葉ですが、住宅設備や建物そのものにもIoTが浸透しようとしています。この先、マンションの暮らしはどう変わって行くのか。近未来を予測するため、最新の動きをご紹介しましょう。

<1>音声認識端末が家庭に1台普及する日は近い?

アメリカで人気、Amazon echoは“家庭版のSiri”

みなさんは「Amazon Echo」という黒い筒型のIoT端末をご存知でしょうか?
2016年にAmazon.comからアメリカ国内用として発売され、クリスマス商戦では売り切れ状態となったという人気製品で、簡単に言うと家庭用の音声アシスタントです。こちらから話しかけると、「アレクサ」という名前の女性キャラクターが応対してくれて、様々なサービスを提供してくれるというものです。

iPhoneのSiriなど、スマートフォンに搭載された音声認識アプリを使ったことがある方も多いと思いますが、“家庭版のSiri”がAmazon Echoのアレクサ、と考えればイメージが沸くかもしれません。

Amazon Echo

「Amazon Echo」
提供:Amazon.com

「アレクサ、明日の7:00にアラームをセットして」
「アレクサ、3分経ったら教えて」
「明日の天気予報は?」
「リラックスできる音楽を掛けて」
「寝室の照明を暗くして」
といった内容を端末に話しかけると、そのサービスが実際に提供されます。スマートフォンの専用アプリからも操作ができるので、外出先からエアコンの電源をつけることも可能です。

スクリーン搭載型が2017年6月に発売される

Amazon Echo Show「Amazon Echo Show」
提供:Amazon.com

さらに、2017年6月には、タッチスクリーンを搭載した新端末「Amazon Echo Show」が発売されます。スクリーンが追加されたことで、テレビ電話や監視カメラのような利用法も可能になるようです。
「おばあちゃんにテレビ電話を掛けて」
「寝室の赤ちゃんの様子をスクリーンに映して」
「紙オムツを注文して」……といったことができるようです。
エンターテイメント性や快適性といった点に重きが置かれている印象を受けますが、そこがAmazonらしいサービスともいえるのかもしれません。ただ、残念ながら日本語版端末の発売は今のところ発表されていません(2017年5月時点)。

iPhoneには「ホーム」アプリがデフォルトで搭載されている

日本でシェアNo.1を誇るスマートフォンのiPhone。実は「IoT端末」としての機能がすでに実装されていることはご存知ですか?
最新のiOSには「ホーム」という、「Apple HomeKit」に対応した家電を遠隔操作できるアプリが、デフォルトで搭載されています。現状は対応家電が少ないですが、今後増えていくことが予想されます。

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